越智貴雄|コンセプチュアル・フォトグラファー
1979年大阪生まれ。大阪芸術大学写真学科を卒業後、東京に拠点を移し、新聞社や広告業界での経験を経て独立。
2000年よりパラスポーツの撮影取材に取り組み、12大会にわたりパラリンピックを撮影。福祉や障害という枠に押し込められがちな視点ではなく、「競技者としての生き様」にフォーカスし、スポーツとしてのパラの魅力を伝え続けている。パラスポーツ専門メディア「カンパラプレス」創設者。
越智の写真は、美しさやかっこよさ、インパクトといったビジュアルで人の目を惹きつけながら、その背後にある社会課題や見過ごされてきた価値に光を当てる表現を追求している。
「考える写真」と「感じる写真」をテーマや目的に応じて使い分け、ドキュメンタリーの深さと広告の表現力、その両方をそれぞれ活かしたアプローチを得意とする。
とくに「コンセプチュアルフォト」に力を入れており、日々の中に潜む“あたりまえ”や無意識の偏りに対し、自らの観念や感情を静かに差し込むことで、「考えてもらう」「感じてもらう」写真を構成している。
社会に根づく思い込みや偏見に対し、自らの価値観と視点を重ねることで、人々の見方を揺さぶる表現を生み出している。パラスポーツ、ジェンダー、環境など、多様なテーマに取り組み、国内外で発信している。
2012年には、パラアスリートの競技資金を募るセミヌードカレンダーを1万部発行し、国内外で大きな話題を呼ぶ。2016年、リオパラリンピック閉会式では、写真集『切断ヴィーナス』が東京パラリンピックフラッグハンドオーバーセレモニーで使用され、国際的に注目された。2020年にはコロナ禍で延期された東京パラリンピックの開会式当日、義足女性によるファッションショー「切断ヴィーナスショー2020」をオンライン配信。世界的な反響を集め、あわせて制作したチャリティーカレンダーの売上を医療団体に全額寄付した。
テレビやラジオへの出演も多数。写真展やメディアでの発信を通じて、“あたりまえ”に揺さぶりをかけながら、社会と被写体とのあいだに新たな対話の場をつくり続けている。
写真集
書籍
連載コラム
受賞歴
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第13回ヤマハ発動機スポーツ振興財団
チャレンジ賞奨励賞受賞 -
Yahoo! JAPAN パートナーカンファレンス チャレンジ賞
ギャラリー
映像(切断ヴィーナスショー)
プロジェクト&実績紹介
メディア掲載&クライアントワーク
肩書き | コンセプチュアル・フォトグラファー |
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名前 | 越智貴雄(TAKAO OCHI) |
所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目9-8 奥野ビル7階 |
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